2016年6月16日

広がる脅威、ランサムウェア

ランサムウェアとは

「ランサムウェア」とはコンピューターへ悪影響を及ぼす不正ソフトウェアの一種です。感染するとファイルが暗号化されて読めなくなり、復旧のための身代金(英語でransom)が要求されることからその名前が付けられました。非常に悪質な不正ソフトウェアです。


先日、海外の大学が被害にあったことが報道されていました
カナダのカルガリー大学は6月8日、学内のシステムがランサムウェアに感染し、システムを復旧させるために総額約2万カナダドル(約168万円)の身代金を支払ったことを明らかにした。
 発表によると、同大は10日ほど前からサイバー攻撃に遭ってシステム障害が発生し、復旧作業を続けていた。6日までに、教職員の電子メールは復旧できたという。
(中略)
「復号鍵によって自動的に全システムが復旧するわけではなく、全データの復元が保証されるわけでもない」と同大は説明。システムの完全復旧までにはまだ時間がかかるとの見通しを示した。

システム障害は長期に及び、業務への影響も少なくありません。身代金だけでなくトータルの被害額は膨大なものになりそうです。また、相手が企業だとわかると身代金を釣り上げるなどのはなしもあります。

このようなランサムウェアの被害は、増え続けています
2016年第1四半期だけでも9ファミリー、2900種が増えており、これは前四半期から14%増にあたる。被害総数は37万人を超えており、前四半期と比較して30%増、企業への攻撃はそのうち17%となっている。

また、特に日本が攻撃されている傾向にあるともいわれており、無視できない状況です。



対策は

バックアップはもちろん、日ごろから怪しいサイトや怪しいメールに近づかない・触らないといった基本的な対処は重要です。しかしそれだけで充分とは、いえません。そのほか準備しておくこと、知っておいていただきたいことなどもあります。


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