2017年4月13日

従業員教育してますか?


情報処理推進機構(IPA)が中小企業を対象に実施したセキュリティ対策に関する実態調査で、中小企業の6割が従業員に対してセキュリティに関する教育を実施していないことがわかりました。
自社のセキュリティ対策について十分であるか尋ねたところ、肯定的な回答は39.3%となりました。

規模別には以下の通りです
従業員20人以下の小規模企業で36.1%
100人以下の企業で41.9%
101人以上の企業で52.2%

セキュリティ対策の専門部署または担当者がいる割合は38.4%。
小規模企業は27.8%、100人以下の企業は47.9%、101人以上の企業は72.4%と規模に比例しているようです。

セキュリティ関連の被害を防止するためにセキュリティポリシーの文章化を行っている企業はわずか14%。
従業員20人以下の小規模企業は8.2%、100人以下の企業は17.8%、101人以上の企業は46.6%とこちらも規模が大きいほど割合が大きくなる傾向のようです。

IT投資を実施している企業のうち、セキュリティ対策関連の投資を行っている割合は79.4%。
小規模企業が77%、100人以下の企業が80.4%、101人以上の企業が86%となりました。

セキュリティ対策の投資を行っていない主な理由は以下の通りです
「費用対効果が見えない」20.6%
「どこからはじめたらよいかわからない」20.2%
「コストがかかりすぎる」17.8%

小規模企業では、「どこからはじめたらよいかわからない」との回答が23.7%ともっとも多くありました。

従業員のセキュリティ教育を「実施していない」割合は60.8%で、小規模企業に限定すると70.5%となりました。
実施率がもっとも高いのは
「メールや掲示板による関連情報の周知」24.9%
「社内の研修や勉強会」17.3%

セキュリティ対策は必須といえる社会になっています。
今すぐにでも導入の検討をおすすめいたします。

株式会社サンロフトでは、サイバーセキュリティ対策についてご案内できるソリューションがあります。是非お気軽に、ご相談ください。

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