送信元や文面に不審な点はなく一見本物だと信じてしまいそうですが、ウイルスファイル(マルウェア)が添付されています。うっかり開いてしまうと感染し、ネットバンキング情報(銀行サービスサイトのログインIDやパスワード)が盗まれてしまいます。
送りつけられるメールには、振込通知など銀行を装うものや駐車場料金請求をまねたものもあります。いずれも、悪質なファイルが添付されていて、犯人の目的はバンキング情報を盗み出すことです。
「偽メール」の特徴
- 文面が短めになっていることで、日本語の不自然さに気付きにくかったり、つい添付ファイルを開いてしまう可能性が高まるなど、巧妙になってきています。
- メールアドレスは正規のものでそこから送られているように見えますが、偽装されています。詳細にメールヘッダーを検証すると中国から送られた形跡があるとのことですが、送信元アドレス情報だけでは偽装の有無は判断できません。
では、こういった偽メールへの対策としてはどうすればいいのでしょうか?
対策1:添付ファイルは開かない
宅配便通知や銀行から届いた(ように見える)メールでは、添付ファイルを開かないことです。必要な場合には、そのサービスのサイトを調べてアクセスし、ダウンロードするようにします。メール中のURLは信用してはいけません(後述)。対策2:URLは開かない
怪しいメール内のURLは全く信用できません。クリックしてはいけません。HTMLメールでは表面上問題ないアドレスに見えても別アドレスに接続するものもあります。
対策3:ウイルス対策ソフトを正しく使用
ウイルス対策ソフトを使用してください。体験版などではウイルス定義ファイルの更新がストップしてしまっているかもしれません。最新のウイルスにも対応できるよう、定義ファイルの更新がしっかり行われているかも確認してください。
株式会社サンロフトではご紹介できる対策ノウハウを持っています。おすすめできるウイルス対策ソフトもあります。
ぜひ一度、ご相談ください。
https://secure2.sunloft.co.jp/
参考資料:
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