2016年12月22日

Adobe Flash Playerの脆弱性対策について


Adobe Systems社のAdobe Flash Playerについて、脆弱性の情報(APSB16-39)が公開されています。
この脆弱性によって、任意のコードが実行されるなどの恐れがあります。その結果、Dos攻撃に利用されたりプログラムが異常終了するなど様々な障害が引き起こされる可能性があります。

対象のバージョン

Adobe Flash Playerには、Windows / Mac で複数の種類がありますが、いずれも
23.0.0.207 およびそれ以前のバージョン
で発生する問題とされています。

対策

最新バージョン(24.0.0.186)へアップデートすることで回避されます。
 Adobe Flash Player ダウンロード

アップデート前には信頼性の確認できないページを開かないなどの自衛策が必要です。

Adobe Flash Playerについては、過去何度となく脆弱性が報告されそのたびに修正が繰り返されています。一部のウェブブラウザでは、Adobe Flash Playerに変わる機能が来年には標準化されるとのニュースもありました。すぐになくなることはないはずですが、今後の動向にも注意していきたいところです。

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