2018年6月14日

書庫ファイル展開処理の脆弱性「Zip Slip」、広範囲に影響


多数のソフトウェアやライブラリで採用されている書庫ファイルの展開処理に、脆弱性が発見されました。
英Snyk Security社によると、書庫ファイルの展開時にパス名・ファイル名の検証が不十分な脆弱性「Zip Slip」があり、悪用されるとファイルの置換や実行が可能になってしまうとのことです。

Zip Slipの脆弱性は、JavaScript、Ruby、.NET、Goといった複数のエコシステムで発見され、特にJavaで蔓延していることが判明した。「tar」「jar」「war」「cpio」「apk」「rar」「7z」など、膨大な数のアーカイブフォーマットが影響を受けるという。
ITmedia エンタープライズより引用)

多くのプロジェクトではすでに対策が進んでいて、最新バージョンへ更新することで回避されます。
開発者からの告知にご注意ください。
また、Snyk Security社のGitHubページに情報が集約されています。



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